妊娠中のアトピー性皮膚炎の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
36歳 女性
妊娠6か月目でアトピー性皮膚炎が酷く、体が熱く痒みが酷いため、漢方薬で何とかしたいと来店されました。
胃腸が弱くすぐに下痢をするそうです。
体も疲れやすく、いつもフワフワするそうです。
目が充血して痒くなることが多いそうです。
痒みが酷くて眠れなくなる事もあるそうです。
喘息もあり、乾燥して発作が出ることもあるそうです。
病院ではメサデルム、レダコート、リンデロンを処方されているそうですが、使っていないそうです。
中国医学的に『脾虚血熱』の状態と考えらえられます。
その為、胃腸を中心に体力を補っていく漢方、体の熱毒素を解毒していく漢方をお渡ししました。
3週間ほどして、体の熱が少しずつとれてきて痒みも減ってきているという報告を受けました。
顔が赤ら顔の状態でしたが、赤みも減ってきておられます。
2か月ほどして体の疲れもかなりマシになりふらつくことがなくなって来られております。
体の疲れも気にならなくなって来られて、体調もいいそうです。
引き続き妊娠の体調管理、皮膚の炎症の改善の為、飲んでいただいております。
中国医学の考え方は、皮膚の炎症は体の中から出てきます。
その為、毎日の食生活がとても大切になります。
甘いもの、脂っこい物、刺激物、味の濃い物、生もの、動物性タンパク質などの摂りすぎは胃腸に負担がかかり症状は悪化します。
その為、葉物の野菜を中心にしていくことが大切です。
また、妊婦さんでも安心して飲んでいただける漢方薬もあります。
フワフワして疲れが酷い場合は体力や血液を補っていく物を飲んでいくことで体調が良くなり疲れにくい体質にもできるともいます。
いろいろ試してうまくいかない方は是非、ご相談ください。
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